ことし3月、大宮区の商業施設の多目的トイレに10代の女性を監禁し、性的暴行を加えたとして、さいたま市に住む無職の男が逮捕されました。 不同意性交等などの疑いで逮捕されたのは、さいたま市に住む無職、飯田光仁容疑者(32)です。 飯田容疑者は、ことし3月9日午後6時頃から午後6時半頃にかけて、大宮区内の商業施設にある多目的トイレに10代の女性を連れ込み、脱出できないように監禁し、性的暴行を加えた疑いが持たれています。 県警によりますと、飯田容疑者と被害女性は、主に未成年者がSNSを通じて、大宮駅近くの鐘塚公園付近に集まり、SNSに動画投稿などをする通称「大宮界隈」と呼ばれるコミュニティに参加していたとのことです。 飯田容疑者はコミュニティを立ち上げた管理者とみられており、参加者からは、「先生」や「おぢ」などと呼ばれていたとのことです。 調べに対し、飯田容疑者は「多目的トイレで性交したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。 県警はほかにも余罪があるとみて調べています。