70代女性が約1000万円だまし取られる 「受け子」役の疑いでマレーシア国籍の男逮捕 家の敷地内に現金入り紙袋を置かせる 岩手県盛岡市

2024年11月、岩手県盛岡市の70代の女性が、警察官などになりすました男に嘘の内容を話され現金約1000万円をだましとられていたことが分かりました。 この事件で現金を持ち去った「受け子」役の疑いでマレーシア国籍の36歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定・マレーシア国籍のソン・ウィー・チャット容疑者36歳です。 警察によりますと、ソン容疑者は2024年11月、盛岡市の70代の女性から現金約1000万円の入った紙袋を持ち去ったいわゆる「受け子」役を担った疑いが持たれています。 手口は、警察官や検察官になりすました共犯者が、女性に対し電話で「あなたの口座に犯人からお金が流れている疑いがある。口座のお金を引き出し番号を確認する必要がある」などと嘘を言って、女性の家の敷地内に現金が入った紙袋を置かせたということです。 また、ソン容疑者は2024年10月下旬から11月にかけ、富山県の70代の女性に対しても同じような手口で現金数百万円をだまし取った疑いが持たれています。 いずれの事件も2024年12月に別の事件で受け子役として逮捕された33歳のマレーシアの男の捜査の過程で、ソン容疑者が関わっていることが判明したということです。 ソン容疑者は調べに対し「闇バイトの募集を見て応募した」という趣旨の供述をしていて、いずれの事件も容疑を認めています。 闇バイトには、「お金を運ぶだけの仕事がある。旅費と滞在費も全て支払う。帰国する際に報酬を支払う」という内容だったということです。 警察は余罪や共犯者について捜査を進めています。 (岩手めんこいテレビ)

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