障害者からぼったくり容疑 4人逮捕、サウナに監禁も 警視庁

マッチングアプリを悪用したぼったくり事件で、障害のある男性から不当に料金を取り立てたとして、警視庁保安課は28日までに、東京都ぼったくり防止条例違反容疑などで、自称飲食店経営鈴木駿太容疑者(22)=新宿区河田町=ら男女4人を逮捕した。 いずれも容疑を認めている。 同課によると、鈴木容疑者らは身体や精神に障害がある女性を装い、障害者向けのマッチングアプリに登録。知り合った障害のある20代男性を渋谷区のバーに誘い、飲食代約34万円を請求するなどした。 支払えない男性をATMに連れて行き、25万円を引き出させた。さらに携帯電話を取り上げ、港区のサウナ店に約8時間にわたって監禁。その後も、消費者金融で借り入れをさせたり、新幹線で男性の実家まで行ったりし、ほかの客が予約をキャンセルしたなどと因縁を付けて総額約240万円を支払わせた。 男性は下半身に障害があり、装具を着けていた。「逃げても追い付かれると思い、逃げられなかった」などと話しているという。 逮捕容疑は2月中旬ごろ、渋谷区道玄坂のバーの飲食代名目で、不当に現金25万円を取り立てたなどの疑い。

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