新型コロナウイルス対策の国の雇用調整助成金(雇調金)など約2300万円を不正受給したとして、会津若松署は28日午前10時35分ごろ、詐欺の疑いで福島県会津若松市飯盛、会社役員の女(70)=詐欺容疑で逮捕=を再逮捕した。 再逮捕容疑は、2020年8月ごろ~23年3月ごろの間、福島労働局に対して虚偽の申請をし、助成金計約2300万円をだまし取った疑い。同署によると、女は「金を受け取ったのは間違いないが、詐欺ではない」などと容疑を一部否認しているという。 同署によると、女は当時、会津若松市の会社で代表を務めており、休業していない日を休業したとする出勤簿を作成して虚偽申請したという。女は雇用調整助成金など約65万円を不正受給したとして、8日に同署に詐欺の疑いで逮捕されていた。