【ECL】チェルシーが初制覇も4万人収容競技場に7万人集結 サポーター衝突で28人逮捕

欧州カンファレンスリーグ(ECL)決勝(28日=日本時間29日、ポーランド・ウロツワフ)はチェルシー(イングランド)がベティス(スペイン)に4―1で逆転勝ちし、初優勝。欧州サッカー連盟(UEFA)主催の欧州チャンピオンズリーグ(CL)、欧州リーグ(EL)、欧州カップウイナーズ・カップ(廃止)を合わせた4大大会を制した初のチームとなった。 ただ、試合の舞台裏ではサポーター同士が衝突する事件が勃発。英メディア「BBC」によると、この試合にはウロツワフスタジアムの収容人数4万1000人に対してチケットを持たない2チームのファンを含めた推定7万人がポーランドに集結。そのうちの数百人が市内のマーケット広場で激しく衝突した。発煙筒がたかれる中で、ビンやイス、テーブルを投げ合うなど、現場は大混乱に陥ったという。 ウロツワフの警察が介入し、放水などで鎮圧し28人を逮捕した。地元当局は「誰も責任を逃れることはできず、警察は断固として適切な対応をする」とし「英国の連絡将校や交渉官を含む警察は目立つ存在で緊張を緩和するのに効果的だった。それ以降は市内全域で秩序が保たれている」と説明。市内各所で警備が続けられる中で、約5500人がファンゾーンで試合を観戦した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする