住宅街で“不審な置き石”60件以上 空き巣目的で住宅侵入疑いの男2人との関連を捜査

住宅街で相次いで確認された不審な「置き石」。住宅に侵入したとして逮捕された男らとの関連を捜査しています。 今年1月以降、神戸市垂水区内では玄関先などに不審な置き石が見つかるケースが、60件以上確認されています。 被害に遭った住宅の敷地内には、1cmから2cmほどの小石が複数落ちていて、玄関先の扉に置き石をする手口を使い留守を確認していたとみられています。 (近隣住民)「向こうの角の家に置いてあったとか言っていました。台風以外で雨戸なんか閉めないんだけど、ここのところは毎日きっちり雨戸を閉めて寝ています」 警察は5月28日、邸宅侵入と器物損壊の疑いで住所不定・無職の嶋谷直人容疑者(28)と中村啓太容疑者(28)の2人を逮捕しました。 2人は今年2月、神戸市垂水区神陵台にある住宅に侵入し、1階の窓ガラスを割った疑いが持たれています。 2人は空き巣目的で侵入し警報装置が作動したため逃げたとみられています。警察の調べに対し嶋谷容疑者は黙秘し、中村容疑者は容疑を否認しています。 警察は、逮捕された2人と相次いで確認された置き石との関連を捜査する方針です。

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