偽ナイキスニーカー販売容疑 2足で20万円、男女を再逮捕 警視庁

スポーツブランド「ナイキ」の偽物のスニーカーを売ったとして、警視庁高井戸署は29日までに、商標法違反と詐欺の疑いで、いずれも職業不詳の中村浩司(44)=東京都世田谷区代田、三神渚沙(33)=同=両容疑者を再逮捕した。 認否は明らかにしていない。捜査関係者への取材で分かった。 中村容疑者を巡っては、同様の被害相談が複数寄せられているといい、同署は関連を調べる。同署は同日、2人を送検した。 再逮捕容疑は2024年1月下旬、都内のリサイクルショップで、希少価値が高いナイキのスニーカーの偽物2足を計約20万円で買い取らせた疑い。 捜査関係者によると、中村容疑者らはスニーカーを店に持ち込んだ際、本物と信じ込ませるため、メーカーから正規に買い付けたとする偽の納品書を提示していた。同署はスニーカーなどの入手経路を調べる。 店側がインターネットで検索したところ、同容疑者から被害に遭ったとする複数の書き込みが見つかった。改めてスニーカーを確認すると、偽物と判明した。 同署は今月6日、別の都内の二つのリサイクルショップで「これは本物です」と偽るなどし、ナイキの偽スニーカー7足を計65万円で売ったなどとして両容疑者を逮捕していた。

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