兵庫県警加古川署は30日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(救護義務違反・事故不申告)の疑いで、加古川市の会社役員の男(64)を逮捕した。 逮捕容疑は9日午後7時10分ごろ、同市平岡町新在家の国道2号交差点で乗用車を運転中、横断歩道を渡っている男性(40)と接触し、左腕に軽傷を負わせたにもかかわらず、救護などをせずにそのまま走り去った疑い。調べに「歩行者に当たる前に停止した。逃げたつもりはない」と否認している。 同署によると、現場は信号機のある交差点。車が曲がった際に接触したとみられる。