無許可で山林に土砂埋め立てた疑い 県条例違反で男2人を逮捕 岐阜・可児警察署

可児市内の山林に無許可で土砂を埋め立てたなどとして、会社役員の男2人が31日までに逮捕されました。県埋立て等の規制に関する条例違反での検挙は初めてです。 逮捕されたのはいずれも可児市松伏に住む、韓国籍で不動産業の会社役員の男(64)と建設業の会社役員の男(57)です。 警察によりますと、2人は共謀して去年4月ごろから7月ごろまでの間、岐阜県知事の許可を受けず、可児市大森の山林に3000平方メートルを超える土砂などを埋め立てた疑いが持たれています。 条例は土壌汚染や土砂災害の防止を目的に2007年に施行されました。 去年7月に可茂県事務所から情報提供があり、警察が捜査していました。 2人は知人関係で不動産業を営む男が、建設業の男に埋め立てを委託したとみられます。 警察は2人の認否を明らかにしておらず、動機や余罪などを調べています。

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