サッカー豪州リーグで“八百長疑い”…青森山田の選手権V主将が起訴される クラブ声明「衝撃と失望」

オーストラリア1部ウェスタン・ユナイテッドは2日、声明文を発表し選手1人が賭博に関与した容疑で起訴されたことを公表した。「先週末、クラブは男子選手1人が賭博関連の罪で起訴されたことを知り衝撃を受け失望している」とし、関係当局への全面的な協力を約束。その上で「事件の性質上、これ以上のコメントは控える」とした。 地元メディア「9news」は賭博に関与した疑いで起訴された選手が檀崎竜孔(だんざき・りく)だと特定し報道。不正に関わる10件の罪で起訴されており、警察によると今年4、5月の試合で故意にレッドカードまたはイエローカードを受ける行為をしたとされる。逮捕されたのは5月30日。すでに釈放されており、捜査にはオーストラリアサッカー協会も協力しているという。 檀崎は宮城・名取市出身。青森山田高3年時(18年度)に主将を務め、全国高校選手権決勝で2得点を挙げ勝利に導いた。19年に札幌(当時J1)入りし、21年オーストラリアのブリスベン・ロアーに期限付き移籍し、札幌に戻った後すぐにJ2千葉へ移籍。札幌に復帰したのち、23年1月にスコットランド1部マザーウェルを経て再びブリスベン・ロアーに加入し、23年7月からウェスタン・ユナイテッドに所属していた。 不正行為をはたらいたとされる4~5月の間で、檀崎は4月27日のシドニーFC戦(1〇0)、5月9日のアデレード・ユナイテッド戦(3〇2)でイエローカードを出されている。

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