「死亡ひき逃げ事件」発生から1カ月…いまだ逮捕に至らず 情報求め看板設置 岩手県盛岡市

岩手県盛岡市の国道で発生した死亡ひき逃げ事件から6月2日で1カ月、いまだ犯人の逮捕には至っていません。 捜査関係者によりますと、犯人は事件当時、盛岡方面から紫波方面に向かって南に車を走らせていたとみられています。 増子智絵美記者 「こちらが事故のあった現場付近です。警察が看板を設置し情報提供を呼び掛けています」 ひき逃げ事件の発生から1カ月となった2日、盛岡東警察署では現場近くの国道沿いに看板を設置しました。 事故を目撃した人や心当たりがある人に対し情報提供を呼びかけています。 この事件は5月2日の午後11時半ごろ、盛岡市手代森の国道396号線で「人が倒れている」と複数の110番通報があり発覚したものです。 倒れていたのは近くに住むパート従業員の安念裕子さん(73)で、頭を強く打ち意識不明の状態で病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。 警察は遺体の状況などから車によるひき逃げ事件として捜査を進めてきましたが、いまだ犯人の逮捕には至っていません。 捜査関係者によりますと、安念さんは道路に横たわった状態で車にはねられたとみられています。 また現場の状況などから、犯人は事件当時、盛岡方面から紫波方面に向かって南に車を走らせていたとみられています。 警察は引き続き現場周辺の聞き込みや防犯カメラの分析をして捜査を進める方針です。

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