「宝くじの高額当選を占いで引き当てる」とうそを言い、70代の女性から現金などおよそ750万円をだまし取ったとして、男女8人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、職業不詳の青木雄也(44)容疑者ら男女8人です。 青木容疑者ら8人は去年5月下旬から今年3月上旬までの間に、占い師を装い、熊本県に住む70代の女性に「占い鑑定で宝くじの高額当選を必ず引き当てることができる」などとうそを言い、350回以上にわたり、現金などおよそ750万円をだまし取った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、8人は女性を占いサイトに誘導した後、「宝くじが当選する日や番号が分かる」などと伝え、「鑑定料としてポイントが必要」と言い、ポイント購入費として現金などをだまし取っていたということです。 警視庁は、8人が同様の手口で全国のおよそ10人から現金などおよそ5000万円以上をだまし取ったとみて、余罪も調べる方針です。