占い師を名乗り、「宝くじが当選する日が分かる」などとウソを言って、鑑定料の名目で現金をだまし取ったとして、男女8人が逮捕されました。 警視庁によりますと、青木雄也容疑者ら8人は、架空の占い師「天神福寿」などと名乗り、去年からことしにかけ、「宝くじが当選する日や番号が分かる」とウソを言って、70代の女性から鑑定料の名目で、現金およそ737万円などをだまし取った疑いがもたれています。 8人は特殊詐欺グループのメンバーで、女性を占いサイトに誘導すると、「良い運気になるから、鑑定を受けて」などと言って、350回以上現金を振り込ませていました。 警視庁はこのグループのアジトを摘発するとともに、グループが同様の手口で、およそ10人から5000万円をだまし取ったとみて調べています。