青森市の国道で、4月に酒気帯び運転と信号無視で2人を死傷させたとして逮捕された男について、検出されたアルコールは基準値を大幅に超えていたことがわかりました。 鶴田町の無職・長内良 容疑者(23)は、4月11日未明、酒を飲んで車を運転して青森市野内の国道4号交差点の赤信号を無視してトラックに衝突する事故を起こし、助手席に乗っていた女性を死亡、トラックを運転していた男性に大けがをさせた危険運転致死傷などの疑いで逮捕・送検されました。 捜査関係者によりますと、長内容疑者の血液からは酒気帯び運転の基準値を大幅に超えるアルコールが検出されたということです。 同乗していた2人からは、アルコールは検出されませんでした。 また、運転していた車は知人を介して面識のない人から借りた車だったことも新たに分かりました。 警察は、長内容疑者の身柄を検察庁に送り、犯行の経緯などについて調べを進める方針です。