何者かと共謀し、新潟県燕市に住む80代女性からキャッシュカード9枚を騙し取ったとして、23歳の男が5日夜に逮捕されました。 詐欺（預貯金詐欺）の疑いで逮捕されたのは、住居不定・職業不詳の男（23）です。 警察によりますと、男は何者かと共謀し、共犯者が6月5日、市役所の職員などになりすまして80代女性に電話を掛けました。そして、「還付金を受け取るためにキャッシュカードを新しくする必要がある。金融機関の職員にキャッシュカードを渡してほしい」などと話したということです。 その後、男が金融機関の職員になりすまして女性の家を訪れ、女性から封筒に入ったキャッシュカード9枚を騙し取った疑いが持たれています。 女性は封筒を男に渡した後、不安になり警察に通報。その後、警察が男を発見し逮捕したということです。 警察は男の認否について、捜査に支障があるとして明らかにしておらず、男の余罪や犯罪組織の実態解明に向け、捜査を進めるとしています。