広島市中区の集合住宅敷地などで、20代の男性から現金3万1000円やキャッシュカードを脅し取るなどしたとして、広島県警は9日、風俗案内所店員の男(26)と、無職の少女(17)、専門学生の少女(19)を恐喝などの疑いで逮捕したと発表しました。 警察によりますと、男らは2月、広島市中区宝町の集合住宅敷地内において、被害者の男性に対し「17歳になにしとるん」「児童ポルノになるぞ」と脅し、「所持金なんぼあるんや」「全部出せや」などと、男性から現金3万1000円やキャッシュカード1枚を脅し取った疑いが持たれています。 また、男らは「児童ポルノは60万円の罰金だろ、足りない分はどうするんや」などとさらに現金を要求。同町のコンビニエンスストアまで移動しましたが、ATMが利用時間外だったため未遂に終わった疑いも持たれています。 警察は3人の認否を明らかにしていません。 警察によりますと、無職の少女(17)が、マッチングアプリで知り合った男性を呼び出し、合流したときに男と専門学生の少女(19)が現れたということです。逮捕された3人は、それぞれ知人関係だということです。 警察は事件の詳しいいきさつを調べています。