「殴っていません」起訴内容を一部否認 10年前の強姦傷害事件で36歳の被告

10年前、佐賀市で女性の自宅に侵入し、性的暴行を加えようとしてけがをさせた罪に問われた男の裁判員裁判が始まりました。 男は「殴っていません」と起訴内容を一部否認しました。 起訴状などによりますと、佐賀市の無職・牟田竜真被告(36)は、2015年9月、佐賀市のアパートの部屋に侵入し、女性(当時20歳)に性的暴行を加えようと顔を殴るなどしてけがをさせたとして強姦傷害などの罪に問われています。 警察は未解決事件となっていた捜査資料を精査し、事件から9年後の去年、牟田被告を逮捕しました。 11日の初公判で、牟田被告は、性的暴行を加える目的だったことは認める一方で、「殴っていません」などと述べ起訴内容を一部否認しました。 検察側は冒頭陳述で、「自転車で襲う女性を物色して犯行に及んだ」と主張。 一方、弁護側は、「反省している」などとして執行猶予付きの判決を求めました。 判決は6月19日に言い渡される予定です。

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