同僚の財布からカード盗んだか 消防士長を懲戒免職

同僚のキャッシュカードを盗んでATMから現金を引き出したとして逮捕された、山口県柳井市の柳井消防署の男性消防士長(29)が11日、懲戒免職の処分となりました。 消防士長は今年3月、同僚のキャッシュカードを盗みATMから現金5万6000円を引き出したとして、4月に逮捕されました。その後の消防の調べで、ほかの同僚4人の財布から現金を盗んだり、同僚のスマートフォンの電子決済アプリにひも付けられた口座から金をチャージし、自分のスマートフォンに3万6000円を送金していました。さらに住んでいない住所を申請し、住居手当7か月分18万9000円を不正に受け取っていたということです。 盗んだ金は生活費などに充てていたとみられ、消防士長は事実関係を認めているということです。 柳井地区広域消防組合の砂田真二消防長は、「深くおわびするとともに信頼回復に全力で取り組む」とコメントしています。

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