勤務先の病院で、患者のお茶に薬剤を混ぜるなどしたとして、逮捕された男が、他の患者のお茶にも、薬剤を混ぜた可能性があることが分かりました。 元介護福祉士の石地一磨容疑者(35)は、傷害などの疑いで12日朝、送検されました。 警察によりますと、石地容疑者は5月、当時勤務していた広島市安佐南区の病院で、薬剤を混ぜたお茶を入院患者の女性に飲ませて、一時的に意識を朦朧(もうろう)とさせるなどした疑いが持たれています。 警察の調べに石地容疑者は「だいたい合っています」と供述しているということです。 病院によりますと、石地容疑者は逮捕前「別の患者のお茶にも薬剤を混ぜた」という趣旨の話をし、院内のカメラにもその様子が映っていて、あわせて3人のお茶に薬剤を混ぜた可能性があることが新たにわかりました。 警察は事件のいきさつを調べています。