県民の安全を守るための日頃の鍛錬の成果を披露しました。 警察官が犯人を取り押さえるための技術「逮捕術」を競う大会が、岩手県盛岡市で開かれました。 この大会は県警が毎年開いていて、2025年は16の警察署や県警察学校などから約150人が出場しました。 逮捕術は、抵抗する犯人に対して必要最小限の力で制圧・逮捕するための技術で、柔道や剣道といった武術を取り入れ考案されたものです。 試合は個人戦と団体戦に分かれて行われ「素手対素手」や「警棒対警棒」など5つの種目で競い合いました。 釜石警察署 小袖雛子巡査 「犯人と対峙したときに自分が負けてしまったら、市民や県民の方を守れなくなってしまう。自分の力を出して犯人を制圧できるように頑張りたい」 警察官たちは磨いた技を披露しながら日々の業務への決意を新たにしていました。