「キャスター」最終回 視聴率は12.0%!2桁で有終の美 阿部寛、永野芽郁ら出演 怒とう伏線回収

俳優の阿部寛(60)が主演を務めるTBS日曜劇場「キャスター」(日曜9・00)の最終回が15日に放送され、平均世帯視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。最終回が11・8%だった前作「御上先生」超えとなった。 <以下、ネタバレあり> 同作は民放テレビ局「JBN」の報道番組「ニュースゲート」を舞台に、闇に葬られた真実を追及し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。主人公の型破りなキャスター・進藤壮一を阿部が演じ、進藤に振り回されながらも奮闘する総合演出の崎久保華を永野芽郁、進藤を尊敬するジャーナリスト志望の新米AD・本橋悠介を道枝駿佑が演じた。 最終話は43年前、進藤の父・哲(山口馬木也)と現JBN会長の国定(高橋英樹)は自衛隊輸送機墜落事故を取材していた。進藤は哲の記事が世に出なかった理由を国定に問い詰め、真実を知ろうと再び洞窟へ。そんな中、週刊誌にニュースゲートにまつわるスキャンダルが報じられる。揺らぐ報道番組への信頼。JBNは猛批判にさらされ…という内容。 さらに、景山重工の会長・景山(石橋蓮司)が内閣官房長官・羽生(北大路欣也)を毒殺した容疑で逮捕される展開に。景山は進藤の父・哲を死に追いやった黒幕でもあった。 怒とうの伏線回収に「素晴らしいドラマに出会えて良かったです!!」「とんでもない最終回」との声がSNSに書き込まれていた。 4月13日放送の初回の平均世帯視聴率は14・2%だった。近年「アンチヒーロー」「VIVANT」などのヒット作を生み出している同枠。昨年1月期放送の妻夫木聡主演「Get Ready!」から10作連続の初回2桁発進。またこの数字は、初回12.2%だった1月期日曜劇場「御上先生」超えとなっていた。

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