30代女性が100万円特殊詐欺被害/八戸署発表

八戸署は16日、青森県内の30代女性が警察官をかたる女らに現金計100万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。 13日、女性のスマートフォンに長野県警の警察官を名乗る女から電話があり、「犯罪グループの主犯を逮捕したら、自宅からあなた名義の銀行のキャッシュカードが出てきた」などと言われ、LINE(ライン)でやりとりを続けるよう指示された。 女性が教えられたアカウントを登録すると、長野県警の原巧を名乗る男からビデオ通話で警察手帳と逮捕状を見せられた。原から口座について聞かれ、女性が口座や残高などを教えたところ、ビデオ通話で「資金調査をするので金を振り込んで」「調査が終われば返金する」などと言われた。 女性は同日、2回にわたってATMから指定されたネット銀行の個人名義口座へ計100万円を振り込んだ。原はさらに金を振り込むよう言ってきたが、女性が知人に相談し、被害に気付いた。

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