北海道釧路市で、金融機関のATMコーナーに置き忘れたキャリーケースを盗んだとして、51歳の住所不定の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは住所不定、無職の男(51)です。 男は、7日午後7時すぎ、釧路市北大通7丁目にある金融機関のATMコーナーで、衣類、折り畳み傘など11点が入ったキャリーケース(時価合計2万5700円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 翌日8日午前10時半ごろ、キャリーケースの持ち主とみられる男性から「置き忘れたキャリーケースが盗まれたかもしれない」と警察に通報があり、事件が発覚しました。 警察は、防犯カメラの映像などから男を特定、裏付け捜査を進め、6月16日、男を逮捕しました。 警察によりますと、キャリーケースは神奈川県に住む60代男性のものとみられていて、盗まれた後、別の場所に捨てられていたということです。 警察の調べに対し、住所不定、無職の男(51)は「自分で使おうと思って盗んだ」と容疑を認めているということです。 警察は、男の余罪などについて調べています。