昭和29年公開の白黒ゴジラを「AIでカラー化」販売、容疑で66歳アルバイトを逮捕

昭和29年に白黒で公開された映画「ゴジラ」をカラー化した海賊版DVDを販売したとして、大阪府警生活経済課は17日、著作権法違反の疑いで、大阪府豊中市新千里南町のアルバイト、宮本一平容疑者(66)を逮捕したと発表した。容疑を認めている。 逮捕容疑は、著作権者の許諾を受けず、昨年11月、ゴジラの複製DVD1枚(2980円)を販売したとしている。 同課によると、宮本容疑者は自宅のパソコンでカラー化ソフトを使って作業した上で、フリマサイトなどで「画像生成AIを活用して白黒名作映画をカラー加工」とうたって販売。昨年1月~今年5月、違法な海賊版DVDを含む約1500点を出品し、約170万円を売り上げたとみられる。 今年1月に著作権侵害対策を行う「コンテンツ海外流通促進機構」がフリマサイトの出品者情報などを基に府警に相談。2月にはゴジラの著作権を持つ東宝が刑事告訴していた。

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