7年前に行方不明になっていた女性を殺害したとして、逮捕された埼玉県の31歳の男が「通り魔の犯行を練習していたが、捕まるリスクが高いと思い、諦めた」などと供述していることがわかりました。 警察によりますと、18日に送検された斎藤純容疑者は2018年1月、行方不明になっていた宮本果歩さんをさいたま市のマンションで首を絞めるなどして、殺害した疑いが持たれています。 斎藤容疑者は、これまでの調べに「合意の上で殺している」と話していますが、その後の捜査関係者への取材で、事件前の状況について、「通り魔の犯行を練習していたが、捕まるリスクが高いと思い、諦めた。そこで、自殺願望者を探す方法に、たどり着いた」などと供述していることが新たにわかりました。 さらに、斎藤容疑者は「自殺願望者であれば、警察の捜査も、なかなか届かない」「殺人願望のある私にとっては好都合だった」などと話しているということです。 警察は宮本さんに自殺の意思があったかどうか、慎重に調べています。