佐賀市の児童福祉施設で、職員の女性が切りつけられ死亡した事件で、逮捕された女の責任能力の有無を調べる鑑定留置が始まっています。 この事件は、ことし5月佐賀市の児童福祉施設で、職員の女性(55)が包丁で両腕などを切りつけられ死亡したものです。 女性を殺害したとして、佐賀県武雄市の会社員の女(28)が逮捕・送検されています。 女は施設に入所している関係者に会うため、1人で訪れたとみられていて、警察の調べに対し「記憶にないから分からない」と容疑を否認しています。 佐賀地方検察庁は17日、専門家が精神状態などを調べたうえで、検察が責任能力が問えるかどうかを判断する鑑定留置を始めました。鑑定留置の期間は明らかにされていません。