【バンコク時事】タイ南部の人気のリゾート地プーケット島やクラビ県で26日までに、爆発物とみられる複数の不審物が見つかった。 逮捕された男の供述から警察が捜索していた。在タイ日本大使館も注意喚起している。 タイメディアによると、南部パンガー県で24日、爆発物とみられる不審物を車で運搬していた男2人が警察に逮捕された。うち1人が取り調べに対し、「複数の爆発物を置いた」と供述。警察の専門チームが捜索した結果、プーケット島の国際空港に放置されていたバイクや観光客に人気のパトンビーチ、クラビ県の公園などで不審物が見つかった。 けが人などは確認されていない。男2人はタイからの分離・独立を掲げるイスラム武装組織のテロ行為が起きているパッタニー県出身で、警察は動機などを調べている。