特殊詐欺が急増していることを受け、県警は県内で活躍する放送局のアナウンサーを「いしかわ詐欺ゼロ広報キャスター」に委嘱しました。 県内の先月末までの特殊詐欺による被害額はおよそ6億1800万円に上り、年間被害額が最多となった2015年をすでに上回っています。 こうした状況を受け県警は詐欺被害防止に向けてタイムリーな情報を広く発信するため県内民放4局のアナウンサーを「いしかわ詐欺ゼロ広報キャスター」通称「ゼロキャス」に委嘱しました。 HABからは牧野アナウンサーが担います。 委嘱式のあと、4局のアナウンサーは特殊詐欺の中でも特に急増している警察官を装ったオレオレ詐欺の手口を体験しました。 この手口は電話のあと自分の名前が書かれた逮捕状の画像が送られてきて、「捜査に協力しなければ逮捕します」などあらゆる理由で脅してきます。 「ゼロキャス」の委嘱期間は来年3月末まで。それぞれのアナウンサーはテレビやSNSを通じて詐欺防止に関する情報発信を行います。