静岡の神主の男が不法な「預かり金」をしたとして滋賀県警に逮捕されました。被害者は「神主が嘘をつくはずがない」と思っていたといいます。 出資法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、静岡県磐田市の宗教団体「遠州出雲」の代表で神主の小島秀元容疑者(64)です。 小島容疑者はおととし、40代男性と50代女性に対しFXなどの投資をもちかけ2人から合わせて2200万円を受け取り、法律で禁止されている「預かり金」をした疑いが持たれています。 警察によりますと、小島容疑者は神主という立場を利用し、相手の信用を得る手口で「元本保証」や「高配当」などとうたい、金を集めていたということです。 警察は、小島容疑者の認否を明らかにしていませんが、ほかにも数億円を集めていたとみて、全容の解明を進めています。