テレビアニメ「銀河特急 ミルキー☆サブウェイ」が7月3日から放送されることが決まり、小松未可子、金元寿子、小市眞琴、内山昂輝、山谷祥生が出演することも明らかとなった。あわせて、キービジュアル、本PV、主題歌情報なども公開されている。 同作は、2022年に当時映像系専門学校生だった亀山陽平が卒業制作として発表した3Dショートアニメ「ミルキー☆ハイウェイ」の続編。銀河道路交通法違反で逮捕された強化人間のチハル(CV:寺澤百花)とサイボーグのマキナ(永瀬アンナ)が、社会奉仕活動として惑星間走行列車・通称「ミルキー☆サブウェイ」の清掃をすることになるが、列車は突如暴走し、車内のメンバーたちは大事件に巻き込まれてしまう。前作同様、今作でも亀山が監督、脚本、キャラクターデザイン、モデリング、一連のアニメーション制作や音響監督まで、実制作の多くをひとりで担っている。 小松は警察官のリョーコ、金元はチハルと同じ強化人間のアカネ、小市はアカネとコンビの強化人間カナタ、内山はイケメン風のサイボーグ・カート、山谷はカートとコンビを組むサイボーグのマックスを演じる。 本PVでは、前作「ミルキー☆ハイウェイ」でスピード違反などで捕まったチハルとマキナ、警察官リョーコの会話劇が収録されており、アカネやカナタ、カート、マックスの姿も描かれている。 主題歌は、アイドルグループ「キャンディーズ」による往年の名曲「銀河系まで飛んで行け!」に決定した。なお、楽曲の一部は本PVにも収録されている。 キービジュアルには、ミルキー☆サブウェイとともに、チハルやマキナらメインキャラクターが勢ぞろいし、「銀河の底辺、全員集合! 暴走列車をくいとめろ!!」というキャッチコピーが添えられている。 第1話は、7月3日午後9時54分からTOKYO MXでオンエアされる。公式YouTubeでも同時配信が行われ、英語、ポルトガル語、スペイン語、韓国語、中国語(簡体字)、タイ語、インドネシア語、フランス語、ヒンディー語、ロシア語による10カ国言語での吹き替え配信も決定している。 亀山監督、小松、金本、小市ら追加キャストからのコメント全文は以下の通り。 【亀山陽平(原作・監督・脚本・キャラクターデザイン・音響監督・制作】 キャンディーズのベストアルバムの中でも一番よく聴いていた楽曲で(二番目は「やさしい悪魔」)、「ミルキー☆ハイウェイ」を制作している頃から作風の軸に据えていた存在だったので、今回実際に主題歌として使わせていただくことが叶い感謝しております! さらに、今回チハルとマキナが初めて遭遇する新キャラの面々を、小松さん、金元さん、小市さん、内山さん、山谷さんら豪華声優陣に演じていただいております。 アニメの声としてはかなりクセの強い演技が求められる企画だったと思いますが、皆さん完璧に演じてくださいました! どんな声かは本編を見てのお楽しみです! 【小松未可子(リョーコ役)】 亀山さんの作り出す世界観、アニメーション、演出、もう何もかもに圧倒されました。 アフレコの時には頭をフル回転させながらも、なるべく力を抜いて……いつもと違うアンテナにチューニングするところから苦戦しましたが、感覚がハマった時には、第六感が揺さぶられたようでした。 作品のポイントは、映像の素晴らしさはもちろん、周りにはいないけどリアルにいそうな人物像、会話劇のテンポの気持ちよさをぜひ感じてほしいです。 【金元寿子(アカネ役)】 キャラクターの表情が本当に豊かで、瞳の動きや瞬きなど、一つ一つがとても魅力的で生き生きとしていました!! アカネは、寡黙で迫力のある姿をしていますが、割とのんびりしていて、天然なところがあると思っています! そして仲間のカナタのためなら戦える総長らしさも持っています! 賑やかなキャラクターたちと軽快なスピードで繰り広げられる銀河の物語を、ぜひ体感して下さい! 懐かしさを浴びられる曲やテロップも好きなポイントの一つです! お楽しみに! 【小市眞琴(カナタ役)】 オーディションを受けるに辺り、「ミルキー☆ハイウェイ」を拝見しました。 レトロポップな曲調や色調と近未来な世界観とのバランス感覚、軽快な音ハメに感動し、細かく動くチハルたちやリアリティのある言葉の応酬に感動し、続編も絶対面白い作品になる!演じたい!と思いました。 今回更にキャラクターも増え、ストーリーもパワーアップ! 最初から最後まで猛スピードで駆け抜ける「銀河特急 ミルキー☆サブウェイ」。 見終わったら、きっともう一度乗りたくなっちゃいます。 ぜひご乗車ください。 【内山昂輝(カート役)】 チャレンジングなプロジェクトに参加できたことを大変嬉しく思っております。 アフレコ現場では最初、監督が表現したい雰囲気を僕たちキャスト陣が共有できるまでいろいろとテストを繰り返していってだんだんいい感じのノリが生まれていきました。 とても和やかな雰囲気で収録が進んで楽しかったです。 完成した映像は凄いクオリティで物語も先の読めない展開ばかりなのでぜひたくさんの方にご覧になっていただきたいです。 【山谷祥生(マックス役)】 キャラクター、音楽、世界観、全てが魅力的なこの世界に束の間でも参加させていただけて光栄です。 監督の細やかな表現やそのユーモア、キャラクターたちの織り成すテンポの良すぎる会話などなど、どこをとっても魅力的で1話が時間以上にあっという間に感じてしまうこの作品ですが、何度も繰り返し見ることで新しい発見があるのも見所の一つなのかなぁと思っております。 出演者としてもファンとしても、全編観られるのを楽しみにしています。