広島市の松井市長は2日、市内の小学校教諭の男が教室でわいせつな行為をしようとした疑いで逮捕された事件を受け、教育委員会などに対して再発防止を求めました。 この事件は6月27日、広島市内の小学校の教室でこの学校に勤務する教諭の男が10歳未満の女の子にわいせつな行為をしようとしたなどとして、逮捕されたものです。 教職員による性犯罪が全国で相次ぐ中、松井市長は定例会見で「教員への信頼を損なうもので、あってはならないこと」とした上で、教育委員会などに対して再発防止を求めました。 松井一実市長 「あらためて教育委員会・先生方の中でしっかりやっていこうと申し合わせていただく」 また松井市長は、アメリカのトランプ大統領が広島・長崎への原爆投下を引き合いにイランへの攻撃を正当化する発言をしたことに対して「被爆の実相を理解していないのではないか」と述べ、引き続き広島訪問を求めていく考えを示しました。