「グリ下」の少女らに繰り返し売春させた20代の男2人 執行猶予付きの有罪判決 「トクリュウ」に所属

「グリ下」の少女らに繰り返し売春をさせた男2人に有罪判決です。 判決によりますと、大阪府堺市の無職・滝本絵斗被告(26)と、大東市の会社員・新山隼士被告(21)は去年6月、大阪・ミナミにあるグリコの看板の下、いわゆる「グリ下」に出入りしていた18歳未満の少女らを、車で東北地方などに連れて行き、繰り返し売春させました。 これまでの裁判で2人は起訴内容を認め、検察側は「滝本被告らは出会い系アプリを使い、少女に10日間で100人以上の相手をさせた」「現金約180万円を手にしていて、少女を金儲けの道具とした悪質な犯行」と糾弾していました。 2日の判決で大阪地裁は「児童の健全な成長を害する行為で、自分の利益のために犯行を行い、軽視できない」として、滝本被告に 懲役2年6か月・執行猶予5年、新山被告に懲役1年6か月・執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。 滝本被告らは、出会い系サイトなどを使って「グリ下」の少女らに売春をさせる、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」に所属していて、大阪府警は6月、このグループのリーダーである木村有亮容疑者(34)ら男2人を逮捕しています。

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