下着姿の女性を撮影する目的で洗面所に小型カメラを設置したとして、警視庁蔵前署は東京都迷惑防止条例違反の疑いで、会社員の服部淳史容疑者(44)=八王子市堀之内=を逮捕した。「性的欲求を満たすためだった」などと容疑を認めているという。 逮捕容疑は4月6日、台東区浅草橋にあるレンタルルームの洗面所内で、着替えている20代女性を撮影するため、小型カメラを隠した箱を設置したとしている。 蔵前署によると、服部容疑者はインスタグラムで知り合った女性たちを撮影し、写真を提供するなどしていた。被害女性はインスタグラムに投稿する写真を撮るため、服部容疑者と数回会っていた。事件当日、女性が小型カメラに気が付き、レンタルルームを出て110番通報した。警察官が駆け付けた際に服部容疑者は逃走していたが、レンタルルームの予約履歴などから関与が浮上した。 服部容疑者は「5年ほど前から撮影を行い、途中から盗撮もしていた」などと話しているといい、同署は余罪も含めて捜査している。