乾燥大麻およそ70グラムを営利目的で所持したとして、専修大学4年の元柔道部員の男が警視庁に逮捕されました。 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、専修大学4年で元柔道部員の羽黒朝陽容疑者(22)です。 警視庁によりますと、羽黒容疑者は先月13日、東京・多摩市の路上に止めたレンタカーの中で、乾燥大麻およそ70グラム、末端価格およそ35万円相当を営利目的で所持した疑いがもたれています。 羽黒容疑者はこの日、レンタカーを運転中に職務質問を受け、警察官の胸ぐらをつかんだとして公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていました。 その際、車の中から大量の大麻とみられる植物片や大麻リキッドとみられる液体が見つかっていました。 警視庁は羽黒容疑者の認否を明らかにしていませんが、羽黒容疑者が大麻とみられる植物片などを大量に所持していたことなどから営利目的と判断したということで、入手ルートなどを捜査しています。 羽黒容疑者は逮捕後、柔道部に退部届を出していて、既に受理されています。 専修大学は「警察の捜査に全面的に協力するとともに、事実に基づき当該学生に対し厳正に対処する」としています。