被災住宅解体巡り組員ら3人逮捕 無登録容疑、地震後初 石川県警

石川県に登録せず解体工事業を営んだとして、県警組織犯罪対策課などは4日までに、建設リサイクル法違反容疑で、金沢市の会社経営、田中祐樹容疑者(36)と特定抗争指定暴力団山口組傘下の組幹部2人を逮捕した。 いずれの認否も明らかにしていない。 能登半島地震の被災住宅の解体も請け負っていたといい、一部が暴力団の資金源になっていたとみて詳しく調べる。復興関連工事を巡る組員の逮捕は初めて。 逮捕容疑は3人で共謀して昨年9月~今年3月ごろ、県知事の登録を受けず輪島、珠洲両市で解体工事業を営んだ疑い。 同課は、1件当たり100万~400万円台で請け負った工事を少なくとも約10件把握しているという。

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