全国で相次ぐ現役教師による児童の盗撮事件。 子どもたちの安全を守るために必要な対策と保護者の不安を緊急取材しました。 6月、逮捕された名古屋市立の小学校教師・森山勇二容疑者は2024年9月ごろ、女子児童の下着を盗撮しSNSのグループに共有した疑いがもたれています。 捜査関係者によりますとグループには10人ほどの小中学校の教師が参加していたとみられています。 森山容疑者が勤める小学校の保護者説明会では校内に盗撮用のカメラが残っていないか、心配する声が上がっていました。 「(盗撮カメラは)教員で探せるところは探したと言ってたけど。不満不安がまだ残っている」(説明会に参加した保護者) 教育の現場に疑念が生じる状況は、熊本でも… 「ストレス発散やスリルを味わうためにやってしまった」(熊本県の男性教師) 男性教師が盗撮目的で教室内で女子児童のスカート内をバインダーで挟んだスマホで撮影するなどし懲戒免職処分に… さらに7月1日には埼玉県で小学校の教師が盗撮目的で教室に侵入した疑いで逮捕。 プール授業のために着替えをする女子児童を筆箱に入れたスマホで盗撮しようとしたとみられています。 教育への信頼が大きく揺らぐ事件が相次ぐ続く中、道内の保護者は… 「信じられないです。許せないですね」 「そういう小学校に行かせたくない」 「先生も信じられない時代になってしまった」 「良いことと悪いことをわかっているのが先生ですから(盗撮など)してほしくない」(いずれも街の人)