北海道・美唄警察署は2025年7月4日、住所不定の男(76)を詐欺の疑いで逮捕しました。 警察によりますと男は北海道美唄市内にある民宿に2025年5月17日午後7時ごろにチェックインし、2025年6月18日午前10時ごろに31泊32日分の宿泊代金およそ21万円を支払わないまま外出し、行方をくらませていた詐欺の疑いがもたれています。 男が外出してから帰ってこないことを不審に思った民宿の経営者が6月23日に警察に相談したことで事件が発覚しました。 男はチェックインの際、何泊かする旨を伝え、その後複数回にわたり期間の延長を申し出て一人部屋での宿泊を続け、食事の提供も受けていたということです。 宿泊の際に氏名や連絡先などを記入た男の帳簿などから警察が捜査を進めていたところ、7月4日午後1時10分過ぎ、札幌市中央区内を歩いていた男を警察官が見つけ逮捕に至りました。 逮捕時男は数千円を所持していたということです。 男は調べに対し「弁護士がきてから考えます」と認否について“保留”しているということで、警察は余罪も含めて捜査しています。