名古屋市の小学校教諭らが児童の下着を盗撮し、共有したとされる事件を受け、市は学校と幼稚園で一斉調査を行い、盗撮機器は発見されなかったと発表しました。男が勤務していた小学校では、10日から体育の授業が再開されます。 名古屋市の小学校教諭、森山勇二容疑者らは、女子児童の下着を盗撮し、SNSのグループで共有したとして逮捕されました。 この事件を受け、教育委員会は7月2日から、市立の20の幼稚園と、小学校から高校までの415校を対象に、盗撮機器が設置されていないかなどの調査を行いました。 教職員が、子どもたちが着替えを行う場所を点検し、森山容疑者が勤務していた学校については、民間業者が点検にあたりましたが、盗撮機器は見つからなかったということです。 保護者から校内の体制を不安視する声が上がったことから、森山容疑者が勤務していた学校では、6月27日以降、体育の授業を中止していましたが、10日から再開する方針です。