人気アーティストのASKAが、7月9日に放送された『テレ東音楽祭2025〜夏〜』(テレビ東京系)に生出演。約20年ぶりの名曲披露に歓喜の声があがる一方、トーク内容や口調に心配と戸惑いの声が寄せられている。 この日、CHAGE and ASKA時代の『YAH YAH YAH』をテレビで歌うことになったASKA。ファンは久々の地上波出演に期待していたのだが、その歌唱前におこなわれた、同局の水原恵理アナウンサーによるインタビュー部分は、予想外の展開となった。 「今回の『テレ東音楽祭』のテーマである“伝説”にちなんで、水原アナが『ASKAさんは、伝説的な記憶力の持ち主とうかがっています』と聞いたのです。するとASKAさんは『これもねぇ……調子づいて、ボッと話しちゃったところから広がっちゃった』と切り出すと、『生まれる前の記憶、持ってるということをずっと語っていたんだけど、誰も信じてくれなくて』とボヤいたのです。 この後、“生前記憶”のトークが始まるのかと思いきや、彼は『でも僕はね、それよりもね、大人と駆け引きをしていた。抱っこをしてもらいながら』と、唐突に別の話を始め、『こういう顔をすると、大人が笑ってくれるというのをね。イヤな子どもですよね』と、大人に抱っこしてもらいながら機嫌をうかがい、笑顔を引き出していたという幼少期のエピソードを話し始めたのです」(芸能ジャーナリスト) まったく別の話をされた水原アナは、ポカンとした表情に。抱っこの話しを終えたASKAに「……伝説ですね」と、ひとこと返すのがやっとだった。 また、その際のASKAのしゃべり方は、視聴者には滑舌が悪く、呂律が回っていない印象だったようで、Xでは、 《急に何を言い出すんだASKAは》 《テレ東にASKAが出ていて喋っていたけど…滑舌悪いというか呂律回っていない感じ…》 と、心配と困惑の声が相次いだ。 「ASKAさんは、2014年に覚醒剤取締法違反で逮捕されています。この容疑は後に不起訴処分になるものの、この後の捜査を受け、懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受けました。 2年後の2016年、彼は12万字にも及ぶ長文ブログで薬物事件の経緯をつづると同時に、盗聴や盗撮被害についても詳細に語り、大きな話題となりました。現在はライブやテレビ出演などを積極的におこなっており、元気な様子のASKAさんですが、やはり話し方などにはどうしても注目が集まってしまうのでしょう。 とはいえ、ステージで『YAH YAH YAH』を生熱唱した際は、往年の魅力を感じさせるすばらしいパフォーマンスを見せました」(前出・芸能ジャーナリスト) もっと彼の歌唱をテレビで見たいファンは多いはずだ。