死亡した女児を「ゴミ袋」に入れて遺棄

太宰府市で生後間もない女の子の遺体をゴミ袋に入れ放置したとして、母親の女が逮捕されました。 警察によりますと、逮捕された太宰府市のアルバイト西麻紀容疑者(35)は今年3月自宅のトイレで出産し、まもなく死亡した女の子をゴミ袋に入れて放置した死体遺棄の疑いがもたれています。 西容疑者は「当時はビニール袋に入れたものが子どもだという認識はなかった」などと容疑を否認しています。 司法解剖の結果、女の子は鼻や口付近をふさがれて窒息死した疑いがあり、警察は殺人の容疑も視野に調べを進めています。 また14日夜、福岡市東区の集合住宅のごみ置き場では、生後間もない男の子の遺体が見つかっています。 警察によりますと、14日午後6時すぎ、子育て支援を行うNPO法人の女性から「10代の女の子から『子どもを自宅で生んだが息をしていない。臭いがしてきたからどうにかしてあげたい』と連絡があった」と110通報がありました。 かけつけた警察が10代の女性などから事情を聴いたところ、東区の集合住宅のごみ置き場のごみ袋の中から、毛布にくるまれた生後間もない男の子の遺体が見つかりました。 警察は今後、詳しい死因を調べるとともに死体遺棄事件として捜査する方針です。

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