羽田空港直結ホテルに大量の虚偽予約、1700万円超損失か 業務妨害など容疑で男を逮捕

羽田空港(東京都大田区)に直結するホテルに虚偽の予約を入れ、損害を与えたとして、警視庁新宿署は私電磁的記録不正作出・同供用と偽計業務妨害の疑いで、島根県出雲市の職業不詳、佐貫純希容疑者(28)を逮捕した。「嘘の情報を入力して予約したことはない」などと容疑を否認している。容疑者は事件当時、島根大医学部付属病院で臨床検査技師として勤務していた。 逮捕容疑は令和6年12月16~19日、病院内の端末や自身のスマートフォンから、羽田空港に直結するホテルの宿泊システムにアクセス。偽名を使って258部屋分の虚偽の予約をして無断でキャンセルし、業務を妨害したとしている。ホテル側は726万円の損失を負った。 佐貫容疑者は同月10日以降、100回以上虚偽予約を繰り返していたとみられ、損失総額は計約1700万円超に上る見通し。 容疑者は19日に予約したうちの1室に宿泊し、同年11月にも同ホテルを利用していた。動機など詳しい経緯を調べている。

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