札幌市内の自宅に幼い子ども３人を６時間以上にわたって放置し外出した疑いで夫婦が逮捕されました。室内は高温で子どもたちは熱中症の疑いで搬送されました。 保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは札幌市豊平区の飲食店従業員・小笠原大輝容疑者３０歳と妻でパート従業員の莉央容疑者２６歳です。 ２人は１６日午後１時ごろから午後７時半ごろまでの間、小学校低学年の息子と未就学の娘２人を自宅マンションに放置し外出した疑いがもたれています。 「ベランダで子どもが『お父さん、お母さん』と泣き叫んでいる」という通報があり、駆けつけた警察が子どもたちを保護しました。 警察によりますと、当時、室内は３０℃近くあり、子どもたちは熱中症の疑いで搬送されましたが命に別状はないということです。 小笠原容疑者らは「買い物と食事に行っていた」と容疑を認めています。