【韓流】YGエンタ総括プロデューサーに有罪判決 歌手の麻薬疑惑もみ消し目的で証言者脅迫の罪

BLACKPINKやBIGBANGら大物ミュージシャンが所属するYGエンターテインメントの総括プロデューサーのヤン・ヒョンソク被告(元代表=55)が、所属ラッパーB.I(本名キム・ハンビン)の麻薬疑惑をもみ消すために情報提供者を脅迫したとする事件の裁判で、最高裁は控訴審判決の懲役6月(執行猶予1年)の維持を決め、有罪判決が確定した。韓国メディアが伝えた。 韓国テレビ局SBSは18日「最高裁は18日、特定犯罪加重処罰法上の面談強要罪で起訴されたヤン・ヒョンソク被告に懲役6月、執行猶予1年を言い渡した2審判決をそのまま確定した」と伝えた。 ヤン・ヒョンソク被告は16年8月、当時麻薬疑惑で警察に逮捕された歌手練習生が、グループ「アイコン」の元メンバーB.Iの麻薬購買および投薬事実を証言すると、これを覆すよう脅迫などをしたとする容疑が浮上。検察はヤン・ヒョンソク被告を報復脅迫の疑いで起訴したが、22年12月の1審判決では無罪が宣告された。しかし23年11月の控訴審判決では「面談強要」疑惑を予備的公訴事実として追加し、一部有罪判決を引き出し、最高裁もこれを最終確定した。 裁判所は「ヤン・ヒョンソクが所属事務所の代表という地位を利用して被害者に陳述の翻意を要求し、その結果、捜査がしばらく終結したが、再開され処罰につながった。刑事司法機能に重大な害悪を及ぼした点で責任が軽くない。ただし被害者が処罰を望まないという意思を明らかにし、被告人が麻薬投薬事実がないと信じたまま犯行に至った点を考慮した」と理由を説明した。 判決後、ヤン・ヒョンソク被告は声明文を出し「初めて起訴された報復脅迫疑惑は無罪と確定したが、2審過程で面談強要という疑惑が追加され、長く重い時間が続いた。残念な気持ちだが謙虚に受け入れ、今後さらに慎重で責任感を持って本来の業務に臨む」と立場を表明した。

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