警察を名乗る詐欺の手口で、愛知県常滑市の男性が現金1450万円と暗号資産およそ4800万円相当をだまし取られました。 警察によりますと7月3日、常滑市に住む50代の会社役員の男性の携帯電話に東京都八王子市の警察官を名乗る男から電話がありました。 男はSNSのビデオ通話などで偽の逮捕状などを見せ、「マネーロンダリングにあなたの口座が使われていて無実を証明するために送金してもらう必要がある」などと言いました。 男性は7月3日から19日までの間、ビジネスホテルに宿泊するよう指示され、複数回にわけて現金あわせて1450万円と暗号資産およそ4800万円相当を振り込みだましとられたということです。 男性が家族に相談し、被害が発覚したということです。 警察は「逮捕状をビデオ通話で見せることはありません」と注意を呼びかけています。