盗まれた電動自転車のバッテリーを車で運搬 容疑でベトナム国籍の男を逮捕

盗まれた電動自転車のバッテリーを車で運んだとして、警視庁捜査3課は、盗品等運搬の疑いで、ベトナム国籍、住所不定、自称無職のメ・ビン・クアン容疑者(26)を逮捕した。調べに対し、「私は何もしていません。バッテリーのことは知りません」と容疑を否認している。 逮捕容疑は3月20日午前2時半ごろ、東京都府中市で、仲間と共謀して、盗まれた電動自転車のバッテリー(時価約2万円)を軽乗用車で運んだとしている。 捜査3課によると、府中市内で警戒中のパトカーが不審車両の停止を求めたところ、3人が車を乗り捨て逃走し、付近でメ容疑者を発見したという。車内からはバッテリー13個やドライバーなどが見つかった。メ容疑者を任意で調べていたところ行方をくらまし、7月21日に関西空港から出国しようとした際に逮捕した。 警視庁管内での電動自転車のバッテリー盗は、今年上半期(1~6月)で、192件と昨年の同時期に比べて約50件増えているという。 捜査3課は犯行グループが集合住宅を狙いバッテリーの鍵を壊して盗んでいたとみて、流通経路を調べるとともに、逃げた2人の行方を追っている。

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