麻薬の一種である「ケタミン」を営利目的で国外から密輸しようとしたとして、三重県警はベトナム国籍の男2人を逮捕しました。 麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、伊賀市の工員グエン・ヴィエット・バオ容疑者(37)と、大阪市の無職レー・ホアン・ザ・フォン容疑者(26)で、いずれもベトナム国籍の男2人です。 警察によりますと、2人は仲間と共謀して今年2月、営利目的でドイツから伊賀市のグエン容疑者宛てに麻薬の一種である「ケタミン」約300gを発送し、密輸しようとした疑いが持たれています。 「ケタミン」はスニーカーの靴底に隠された状態で、成田国際空港に到着し、税関から情報提供を受けた伊賀警察署と四日市税関支署が合同で捜査を進めていました。 警察は男らの認否を明らかにしておらず、密売組織の関与も視野に捜査を進めています。