詐欺の収益1576万円、ビットコインに交換し隠匿疑い 中国籍の男再逮捕「納得いかず認めない」

犯罪収益を暗号資産に交換して隠匿したとして、兵庫、群馬両県警の合同捜査本部は23日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで、中国籍の会社員男(33)=横浜市南区=を再逮捕した。男は「納得がいかず認めることができない」と否認しているという。 再逮捕容疑は、すでに逮捕されている職業不詳の男(41)らと共謀して2023年11月7日、特殊詐欺の犯罪収益1576万円で暗号資産「ビットコイン」を購入した上で、2人が管理する暗号資産の取引用アカウントへ送金して隠匿した疑い。 兵庫県警サイバー捜査課によると、県内で発生した特殊詐欺事件を端緒に捜査する中で、犯罪収益が複数の口座を経由した上で男らが管理するアカウントに送金されていた。 購入したビットコインはさらに別アカウントに送金されていたといい、県警は、中国籍の男が特殊詐欺グループの依頼でマネーロンダリング(資金洗浄)を請け負っていたとみて調べている。 男は今月3日にも、特殊詐欺の犯罪収益を隠匿した疑いで逮捕されていた。

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