半導体関連部品の営業秘密を不正に持ち出した容疑 宮崎市の会社役員を逮捕

神奈川県の会社から、製品情報などを不正に持ち出したなどとして、22日、会社の元副社長で、宮崎市に住む61歳の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、神奈川県川崎市にある、半導体関連の部品を製造・販売する会社の元副社長で、宮崎市のコンサルティング会社「MTKエンジニアリングス」の社長を務める宮下欣也容疑者61歳です。 警察によりますと、宮下容疑者は、神奈川の会社を退職した後の2021年5月、2人の元部下に指示して、主力製品の販売単価や受注先など営業秘密の情報を不正に取得。 さらに、その情報を、自身が社長を務める会社の会議で参加者に見せるなどした、不正競争防止法違反の疑いがもたれています。 元部下の2人も、同じ容疑で書類送検されています。 この事件は、去年7月、神奈川県の会社の社内調査で発覚。 相談を受けた神奈川県警が、宮崎県警と合同捜査本部を立ち上げ、捜査していました。 警察は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていません。

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