新居浜海上保安署は、愛媛県の海域で県の許可を得ていないにもかかわらず潜水器漁業を行い、ナマコを密漁したとして、今治市などに住む親子ら4人を漁業法違反の疑いで逮捕、送検しました。 漁業法違反で逮捕、送検されたのは今治市の無職・友崎留弘容疑者(64)、友崎容疑者の息子で新居浜市の自営業・友崎晶太容疑者(41)ら男女4人です。 友崎容疑者ら4人は、共謀のうえ、ことし3月9日の夕方から深夜にかけて、四国中央市沖で、県知事の許可を受けていないにもかかわらずナマコ約485キロを捕った密漁の疑いがもたれています。 調べに対し、4人は概ね容疑を認めていて、船の所有者である友崎晶太容疑者は「密漁のために船を買った」という趣旨の供述をしているということです。 密漁したナマコは県内の水産会社に卸していたということです。 新居浜海上保安署は事件の詳細を捜査しています。 (写真:新居浜海上保安署 提供)