3000万円相当の腕時計が奪われた事件、被害者の行動を事前に把握し犯行に及んでいたとみられています。 警察によりますと、強盗傷害の疑いで逮捕・送検された、兵庫県尼崎市の建設作業員・柳田佑人容疑者(25)と、尼崎市の職業不詳・森田愛斗容疑者(22)は、7月15日深夜、大阪市福島区の路上で時計販売業者の男性ら2人に、催涙スプレーのようなものを吹きかけ重軽傷を負わせ、3000万円相当の腕時計1本を奪った疑いが持たれています。 被害男性らは停車中の車で商談をしていたということですが、柳田容疑者は被害男性らと知人関係にあり、当日の行動を事前に把握していたとみられています。 腕時計は森田容疑者が買取業者に2850万円で売却していたということで、警察は売却の仲介をした疑いで、森田容疑者の兄・憂斗容疑者(24)をすでに逮捕しています。 憂斗容疑者は容疑を認め、残る2人の認否は明らかにされていません。